「思ってもみなかったよ。まさか、隷属されても意識を保ってるなんてね。
……魔法抵抗が一定以上だとこうなるのかな?」
洞窟奥、俺の私室。
ベッドに腰かけ、俺は目の前にひざまづいた姫騎士キリカを興味深く見つめる。
彼女は、俺の隷属魔法にかかった。それは間違いない。
無抵抗にここに来て、俺の指示に従っているのだから。
だが、これまでかけた相手は皆、人形のような受け答えをするだけの存在と化したのに対して、彼女だけは性格も意識もそのままだったのだ。
「っ………………」
長いまつげの目を伏せて、キリカはじっと耐えるように黙っている。
体が思うように動かせない屈辱に、これから自分が何をされるかの悪寒に。
「ま、いいや。今からどうなるかくらい想像つくよね、マジメな姫野さんでもさ」
「小田森くん、あなたは……きゃっ!?」
ぼろん、と目の前に取り出したチンポを突きつけると、驚いて目をそむけるキリカ。
その新鮮な反応がたまらない。ムクムクと勃起してしまう。
何せ、これまで犯してきた村娘や冒険者たちは、従順すぎてまるでダッチワイフだったからな。
「や、やめて! そんなヘンなものを近付けないでっ!」
「ヘンなものとは失礼だなあ。ほら、ちゃんと見てごらんよ、姫野さん」
“命令”のニュアンスが入った言葉に反応し、彼女の顔が向きを変えていく。
赤面した可愛らしい顔が、嫌そうな表情のまま、まじまじと俺のチンポを見つめる。
「姫野さんは、そういえばキスはまだしたことないのかな?」
「う、うう……し、したことない、です」
俺の質問に、魔隷となった彼女は正直に答えるしかない。
「そっか、なら姫野さんのファーストキスは……俺のチンポに捧げてもらおうかな」
「え、そっそんな!? やっ、あっ嫌っ……んんうっ!?」
自分の意志に反して、かわいい薄桃色の唇がギンギンになった亀頭に近付き、触れた。
柔らかい、少し湿った感触。
あの姫野桐華が、学年トップの美少女が、姫騎士の装束で俺のチンポに初キスを捧げている!
それだけで射精してしまいそうな達成感だ。
「う、ううっ……へ、ヘンな味がっ……! においも臭いぃっ……!」
「初キスおめでとう姫野さん。じゃあそのまま、俺のチンポをフェラチオしてよ。フェラくらい知ってるよね?」
魔隷自身の知らない概念を命令しても、正確に実行させることはできない。
涙目の姫騎士キリカは、おそるおそるピンクの舌を伸ばして、俺の膨らんだ亀頭をぺろぺろと舐め始めた。
「ははっ、うぶな姫野さんでもフェラが何かくらい知ってたか。でも、こういうことするのは初めてだよね? 男と付き合ったこともないよね?」
「は、初めて、です……はい、手を握ったこともありません……」
「だと思ったけど、安心したよ。じゃ、俺が初めての男ってわけだ」
「っ……! さ、最低の男だわ、あなたはっ……!」
「そのとおり。いいねえ、睨まれながらしゃぶられると余計燃えるよ」
俺をキッと睨みつけながら、ぎこちなく先端をワンパターンに舐め続けるだけのフェラ。
ま、うぶな処女の知識じゃその程度が限界か。
元クラスメートに、クラスのアイドルにさせてるってだけで達成感は抜群だけど、いつまでもこのままじゃ面白くない。
「おい、ニーナ。ちょっと来てくれ」
「はい、ご主人様」
ローブ姿の女法術師が入室し、俺のそばにやってくる。
ひざまづいてチンポを舐めさせられている姿を、魔隷とはいえ他人に見られたことで、キリカがビクッと反応する。
「下手クソなフェラしかできない姫騎士さまに、俺がお前に仕込んでやったテクを教えてやってくれよ。横でこいつを使ってみせてさ」
「わかりました」
ベッド脇に置かれたディルド—を、キリカの隣に正座した彼女に渡す。
ニーナがローブの頭巾をとると、金髪セミロングの、少し地味だが整った顔が現れる。
年格好は俺たちとそう変わらない。
そのまま彼女は、捧げ持つようにしたディルドーにねっとりと舌をからめ始めた。
「うわ……す、すごい……!」
にゅちゃぺちゃと水音を立てて、いやらしい舌と唇の動きで偽物のチンポをしゃぶり始める姿を見て、キリカがかぼそい声で驚く。
彼女を魔隷にしてから、時間をかけて少しずつ教え込んだフェラテクだ。
「さ、真似して同じようにしてもらおうかな。できるだけ忠実に、ね」
「え!? あっ、うそ嫌っ……んちゅっ、んぶぶうっ!?」
命令に従わされたキリカが、ニーナを横目で見ながら同じ動きを始めた。
いくら恥ずかしくても、忠実にマネしろという指示に逆らうことはできない。
とたんに下品に舌を伸ばし、唇を前後に動かして、よだれを垂らしながら俺のチンポをしゃぶりだす元クラス委員。
「う、お……! すごいよ姫野さん、さすが飲み込みが早い……くっ!」
「やっ、わたし、こんなことしたくなっ……んぷぅ!!?」
ニーナがノドの奥まで、ずぶずぶとディルドーを呑み込み始めた。
同じようにさせられたキリカの柔らかい粘膜が、俺のチンポをにゅっぽりディープに包む。
「くううっ! いいぞ、そのまま大きく前後にしゃぶれ、姫野さん!」
「んぶ、んじゅぶっ、じゅずぶぶっ!? ぷぁ、嫌っんぁあ! はぶぶっ!!」
いい匂いのする黒髪を振り乱し、銀の騎士鎧をかちゃかちゃ鳴らしながら、俺にひざまづいて激しくフェラ奉仕する、姫騎士にしてクラスメートの処女美少女。
たまらない征服感と気持ちよさに、たまらず俺のチンポは限界を迎えた。
「いくよっ、出すぞっ! 口の中に俺の精液っ、受け止めて溜め込めキリカ!」
どくん! と白い奔流がはじける。
んーっ、んーっとうめく彼女の口内に、びゅるびゅると大量の精液を注ぎ込む。
「うっ、くっ……! ぜ、全部吸い取ったら、口を開いて見せるんだ……」
「あ、あうぅ……!」
ゆっくりチンポから離れた小さな唇が、命令通りに開かれた。
唾液と混じった白濁液だまりが、むあっと湯気をたてている。
「よし……それをゆっくり呑み込め」
「っ……! んっ……!」
ごくんっ、と白い喉が鳴って、俺の排泄した精液が姫野桐華の体内におさまっていく。
一ヶ月前には、非現実的すぎて想像すらできなかった眺めだ。
「はぁ、はぁ……けほっ……! こ、これで満足なの……?」
荒い息を吐きながら、そんなお決まりのセリフを吐く彼女。
俺は当然、にやりと笑って首を振った。
「ニーナ、いつものアレをチンポに頼む」
「はい、ご主人様」